襖絵コレクション
洋画家の母の影響を受けて、画家の道を歩む。21歳の時、実家から独り立ちしたくて京都に移り住み、油絵を描き続ける。最初は、京都の何気ない風景ばかり描いていた。24歳になる年に孟宗竹をみて衝撃を受けた。たまたまその時の竹林の様相と自分の心境が一致してまっすぐ伸びる竹の外見が自分の外見、びっしりはびこる地下茎が自分の精神と重なりそれ以降、竹と人間を重ねどれだけ近づけるか、竹の魅力に取り憑かれ洋画で竹を描き続けている。
洋画家の母の影響を受けて、画家の道を歩む。21歳の時、実家から独り立ちしたくて京都に移り住み、油絵を描き続ける。最初は、京都の何気ない風景ばかり描いていた。24歳になる年に孟宗竹をみて衝撃を受けた。たまたまその時の竹林の様相と自分の心境が一致してまっすぐ伸びる竹の外見が自分の外見、びっしりはびこる地下茎が自分の精神と重なりそれ以降、竹と人間を重ねどれだけ近づけるか、竹の魅力に取り憑かれ洋画で竹を描き続けている。
1992年作:八十山雅子 和代美術館所蔵
京都の美しい竹林を描きながら人生教訓を織り込んで見た。
いろんな人と関わりながら自分の思う道をまっすぐ進むときっと先が明るいぞ。
竹を描いて9年目。この作品は、竹を見ずに心の竹の心境を油絵で描いてみた。
Message from Mr.Goto, KODAIJI
7月に友人とお会いした後、2016年8月、
後藤執事長から連絡があり、お会いすることになった。
高台寺の本堂に先生の襖絵が欲しい。
後に後藤執事長いわく、石川県の作家では二人目。
一人目は長谷川等伯、二人目が八十山先生です。心から感謝の気持ちでいっぱいだった。
思わずありがとうの気持ちを込めてお辞儀をした。
素晴らしい仕事をいただき、後藤執事長に感謝の気持ちでいっぱいです。
2018年作:高台寺所蔵
風水で見ると雀は、方位は南で朱。人間の年でいうと40歳から60歳。竹雀は人生の一番賑やかな年を表す。
ロイヤルブルーのバックに躍動的な竹と根っこ、地下茎を描き、人間の内面を表している。
この作品も竹も雀も何も見ずに油絵で描いている
2018年作:高台寺所蔵
1994年から中国に竹の取材に行ってから風水に基づき、竹亀、竹龍、竹雀、竹虎と描き続けている。
龍は、方位は東で青。人間の年で言うと20歳から40歳。生きる方針が見えたので勉強する姿あるいは仕事をする姿を昇り龍で表していると言われている。
高台寺の広い庭には美しい竹林があるので、竹林を飛び回る龍を描いて描いた。
この作品は、竹も龍も何も見ずに油絵で描かれている。
2020年作:建長寺所蔵
2020年作:加賀市K邸